Q5.細かく制御する事で、コンプレッサーの寿命を縮めるのでは?

基本的には30分間に1回又は2回の制御は、頻繁な制御ではありません。
空調機や冷凍機の一般的な寿命である10年~20年単位では、寿命への影響は無いと言えるでしょう
空調・冷凍機メーカーの見解では、圧縮機の出力が15kW以上の比較的大容量機種では、起動・停止のサイクルが1時間に6回以下が望ましく、それ以上の制御でもすぐに故障の原因になることはありませんが、長い目で見て望ましくないとのことです。
ADD-CRによる制御の場合、制御回数は圧縮機出力が15kW以上で30分に1回(1時間に2回)、15kW未満では30分に1回又は2回(1時間に2回又は4回)ですので、温度調節による発停回数を考慮してもコンプレッサーの寿命上問題になるとは考えにくいといえます。又、ADD-CRの保護機能によってコンプレッサーが頻繁にオンオフしているときは制御しないような安全設計になっています。

2019年10月01日